
(朝の雷にはびっくりしましたが、朝6時半ころの小金井公園です。さわやかな風と鮮やかな緑ときらきらした空気。)
昨日の熱いお風呂についての書いてある本を探しました。
野口晴哉(ノグチ ハルチカ)の本です。
野口晴哉は日本整体協会を作った人で 今でもこの協会はありますし 影響を受けた人は多いと思います。
1911年(明治44年生まれ)の人ですから 1904年生まれのフェルデンクライスと同時代の人です。
なんと、日本で会っていて意見交換をして、 お互いにレッスンを見せあったそうです。
その野口晴哉さんの「風邪の効用」という本の中に ぬるいお湯の効用 熱いお湯の効用が載っていたのを思い出したのです。
そこを探し出して読んでみると
『風邪をひいたときは バケツに水を一杯汲んでおいて、初め熱くて入り切れないくらいにした湯の中にジャーッとバケツのみずをあける。
そこに入る。すると自分の体の周囲はぬるい。それで周りが熱くなった時パッとでてくるという、そういう入り方が風邪の場合は一番よいのです。』
『風邪をひいたときにぬるい湯に沸かしながら入っていると、体がたるんでしまって病気の経過がずーっと長くなり、風邪そのものの経過法としては極めて悪い方法になる』
となっていました。
野口さんの話は なんのエビデンスもないので 逆に人は 「え~、ほんとかな・・・でも、やってみようかな」と自分で判断するわけですね。
桜井さんのお風呂の入り方も小さい時 お風呂屋さんで一番湯の熱い風呂に入っている叔父さんが粋だったから真似してみた・・と書いてありました。やってみたら、気持ち良かったので、やっている。。と書いていありました。
そして、彼は 万人に当てはまるものはないのだから 自分の感覚を大事にしよう、気持ちの良いことを習慣にすればいいのだというわけです。
今日も読んでくださてありがとうございます。
自分でやる前から 思いこんでいることってたくさんありそうです。