土曜日に アムチ(チベット医)小川の 薬草講座に行ってきました。
北陸新幹線上田から1時間ほどの別所温泉駅は ティファニーブルーのかわいい駅でした。


参加者は7人ほど、総勢10人。降水確率93% 雨の中を歩くのを覚悟して準備してきたのですが、帰りの新幹線に乗るまで 降られずに済みました!!!
アムチ小川のくすり塾は少し山の上の方にあるので、夕方にはクマが出るという小川先生の専用道を歩きました。
歩く道中、草や木の名前、効能、その他小川先生の知恵満載のお話を聞きながら、苦い葉っぱをかじったり、香りを楽しんだりしました。
これはかつら(桂)ちょっとハートの形の葉をちぎると、少し甘い香りがする。

これは あかね(茜)の葉、

これをひき抜くと こんな赤い根がある。これを昔は染料として染めた。茜色、よく夕方の空を例える色です。

お昼は 先生のくすり塾でお弁当をいただいて、先生の苦心の畑、ご自分で建てた家や小屋を見せていただきながら、水はけの工夫や、鹿との攻防のお話なども伺いました。小川先生が触っているのは 確か、キハダ。大事な3本のうちの1本を鹿に食べられて枯れてしまい、その時はさすがにショックだったそうです。

昔はそいろいろなものを作ることができた便利な竹も 今や増えすぎて困るの話など、お話は尽きません。
コーヒー成分的にはは毒物に近いのだけれと、文化として定着してしまっている。逆にそんなに問題のない草が薬草として指定されてしまっていて、勝手に使えない、売り買いができないという薬事法というのも知ることができました。
長野でも朝鮮にんじんがとれるのだそうです。朝鮮にんじんのお酒もちょっといただきました。
もっと、身近に薬草を使うようになってほしいというお話もあり、もともと、植物のパワーには素朴に感動している私は 梅干しづくりその他の6月の手仕事にドクダミ茶づくりが加わりそうです。