西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

先週、バイセルで着物を売ったことを書きました。

 

お茶を習っていたので、お茶会用の 小紋などは何回か、着た着物もありましたが、ほとんどは2~3回着たらいい方で、帯にいたると、全然締めていないものもありました。

 

なんで、こんなおバカなことを私はしていたのだろうと、考えた。

いろいろ考えられるけど、影響を与えた人が 確かにいたと、思い当たりました。

 

今から40年以上も前かな この写真ではないけれど、こんな感じの写真を新聞で見たのです。

え~、こんな着物の着方があるんだ、かっこいい~~!!

 

この方は 美術家 篠田桃紅さん。お名前もどんな方かも知らずにいたのですが、その写真の感動は忘れてなかったみたいで、彼女が「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」

という本を書かれたのを読んで、そのお写真を見て、あ~、あの人だ!!と分かったのです。

 

いいですよね~~。

いつか、いつか、着物をこんな風にきてみたいものだ・・・・と、思ったのです、きっと。

 

あと、もう一人 作家の宇野千代さん

作家の尾崎士郎 画家の東郷青児、などなど、その時代の一級の男性と、結婚、恋愛と華やかな遍歴をされた方なのですが、

 

彼女の随筆など読むと 生きかたの激しさとは裏腹に なんだかとっても可愛くて、好きでした。極めつけは90歳を過ぎて 「私、死ぬ気がしないの。。」といった名言 迷言?です。

 

作家でもありますが 桜の柄の着物を季節を問わず 着られるようにしたのは彼女の着ものデザイナーとしての、力があったからだと思います。

この写真お着物も可愛いです。こんなのもいいなあと思ってました。

 

 

日常生活の中で着物を着る世代は 私たちで、おしまいね、と 桃紅さんが本の中で語られていましたが、とても無理なことを私は願っていたんだなあと 今にして思います。