西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

このところ、本屋さんに行くと、私たち団塊の世代向けの本のコーナーが目につく。

このところ、人生100年の先駆けのような方が順番に亡くなっていて、残念なのですが、後に続く元気な?先輩も、同世代の方もいらして、本を出してくださっています。いままでは歳だから、、と、括られていたけれど、これからは いろんな年寄りが増えていくと思う。

まずは情報を集めなくては、と思うので、こういう本は進んで読みます。

最新はこれ。

10人の方と対談しているのだけれど、私の心に残ったのは

澤地久枝さんの話

澤地さんは転んで腰椎圧迫骨折で一時は 介護度4だったそうですが、医者にも行かず、治してしまったという豪傑です。

彼女は介護保険のことなどは全く知らなかったそうです。ましてや、包括支援センターというのも近くにあるのに全然知らなかったと、上野さんは驚いています。

 

私も家の近くに包括支援センターというところがあるのは知っていたけど 高齢者に関するところだとは知らなかった。(名前を高齢者包括支援センターと高齢者を入れればいいのに、、)

民生委員になってわかったことだけれど、包括支援センターは高齢者にはとてもお役に立つところです。知らないと損!!

 

お向かいの認知症のトラオさんの奥様が亡くなった時も 身内のいないかただったので、包括支援センターの方が病院に来てくださっていました。

やはり、近所の猫好きの一人暮らしの方が亡くなった時も、包括支援センターの方がいろいろ調べて遠くのご親戚に連絡を取ることができたのです。

民生委員として、「主人が退院してくる、そうしたらいいかわからない」と、相談を受けたときは、やはり、地域包括支援センターに相談してくださいと伝えました。ほとんどの方は知らない。私も知らなかった。澤地さんも知らなかった。

 

上野さんや、樋口恵子さんたちが20年かけて頑張って作り上げてきた介護保険制度が、ここにきて、後退の危機がきていると、上野さんはあとがきで叫んでいます。

危機の中身として 介護職の手当が低すぎる!! と彼女は言います。私もそう思う!!!