西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

春に向かう勢いは止まらない。

レンギョウ ボケ スイセン

 

法政大学学長の田中優子さんの書く文章は横文字が多いというのを聞いた直後、新聞のコラムで見つけました(2021、3、2)

タイトルが<アンコンシャス バイアス>

これを見た時、思わずクスッとしました。

<アンコンシャス バイアスとは自覚できない無意識の偏見のことである。>とすぐに説明があり、(もう、すでに古くなった話題ですが、)東京五輪の組織委員会会長だった森氏の一連の発言がこれに当たるという内容でした。

<女性を十把一絡げにして、レッテルを貼る行為が頭の中で常に行なっている日常的な作業で、偏見とは一種の整理作業なのだ。>

と喝破します。

ここに私は付け足したい。

偏見とは素早く判断するための思考の癖なのだ

それは身体の使い方のクセと同じ。クセは自動化されているので、速く動ける。それに頼っていると、体に歪みが出て、痛みになる。

<本も読まず、社会の動向を学ぶこともなく、新聞も気にいる箇所しか読まない日々が想像される>と、森氏の偏見が作られた生活を想像し、自戒を込めて <高齢者は学び続けよう>と締め括っています。

身体も同じだと思います。

知らずについてしまった体のクセをそれが本当に良い体の使い方なのか、時々、振り返り、偏見と同じように、間違ったまま動いていないか、学び続けよう!