
今回の五輪はメダルラッシュで、しかも金メダルが多いのでびっくりします。
金メダルをとる=勝ち続けるという目標のために死力を尽くす姿に 人生を感じたり、人の無限の可能性に驚いたりします。
私は共感度が高すぎるようで、ドキドキのあまりテレビを消してしまうこともありますが、結果はともあれ 必死な姿に感動します。
フェルデンクライスを学んでから、オリンピックを勝ち負けと違った視点で より楽しめるようになりました。
この写真は体操の内村選手の鉄棒の1シーンですが 本当に美しい一瞬です。
手が鉄棒を握っているこの瞬間 内村選手の全身の筋力と遠心力などの物理的な力との絶妙なハーモニーで、ここしかない!というとき美しさが生まれると思うのです。
彼の神経は体の中を縦横に超高速で走り、バランスを探っているのだと思います。
筋肉もりもりではありません。必要な筋肉がついているのであって、必要以上の筋肉が付くと、きっと バランスがとれなくなって、美しくなくなると思うのです
体操選手の練習で バーベルを上げたりする練習があるのかな~、きっとないと思う。
などと思いながら、見ていました。
今日も読んでくださってありがとうございました。