フェルデンクライス をやっているので、脳のことにはすぐ、反応する私です。
帯のショッキングな内容に思わず手に取ってしまった本です。いったい脳になにが起きてる?
脳梗塞などの後遺症で高次脳機能障害の人が時計を書くと半分しか書けないみたいです。
これは
認知機能に障害がおきたというのは分かりやすい、、。
拒食症の人で、細くて、ガリガリでも、本人は太っているように思うという内容の本も読んだことがある。

帯の<すべては歪んでみえてる>というタイトルになった絵です。
見る力が弱いーと表現されていました。別の言葉で認知機能が低いということです。
認知する力は、小学校の学習以前に必要に力です。
この本では非行少年の多くは知的障害とは認識されないけれど、認知機能が弱いので、学習にもついていけず、でも、障害とは、見なされないので、ほっておかれて結果として、非行に走っている事実を伝えてくれています。
著者の宮口さんは、そういう境界線の気づかれない子供たちの認知機能を高めるための方法として、ゲームのようなことをしながら認知機能を高めていく取り組みをされています。
脳の高次機能障害の方も、5週間でこれだけ認知機能が改善されるのですから、少し認知機能が低い子供たちも 必ず改善する。
そのような子どもが、非行に走らずに済んだら年間5,000億円の経済効果が見込まれるそうです。
その5,000億円を認知機能改善にお金を使った方が良いに決まってる。
認知機能を改善するプログラムに、興味が湧いてきました。どうも、 目とも関係が深いような気がしてます。