
スクラップ アンド ビルト
又吉直樹の『火花』の陰に すっかり 隠れてしまいましたが 芥川賞を 同時受賞した作品です。
一緒に買ったのですが、なかなか読むチャンスがなかったのですが、昨日 消費喚起・生活支援商品券を買うのに8時半から 11時まで並んだ時 立って読んでました。
タイミング良く 明日は『敬老の日 65歳以上の年寄りを敬老する日』なので、それにちなんで 書くことにします。
花粉症や、頭痛、腰痛持ちだった主人公の 28才の青年が、おじいさんの介護をきっかけにして 体を動かし鍛え出すと、症状が消えて、気持ちも明るく強くなっていく。
自分が変わっていくと、彼女と上手くいかなくなって、わかれてしまうところで、 そうね、そういうものでしょうと、仕事がらみでけっこう、面白く読みました。
これだけだの感想では 健康本みたいですが いやいや、さすが芥川賞だと思う構成で、読ませるし、考えさせられる。
老人介護の行政、商売もわかる。そして 笑える。
<彼女と上手くいかなくなって、わかれてしまう、、。>ところでは
昔経絡指圧の先生が<できればご夫婦は一緒に治療できるといいのよ。体が変わっていくと、二人の関係が変わるから、、、>と言われた事を思い出しました。
羽田氏は なかなかの健康オタクとみた。
今日もありがとうございました。
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