秋も深まりつつあります。コスモスも、そろそろ終わりです。。

最近、レッスンで
動き始めは丁寧に、丁寧に、、、と、繰り返し言っています。
早く、力でやると大きないつもの使いやすい神経が発動してしまうからです。
全ての筋肉を使うようにすれば、あまり疲れを感じないで動けます。
しかも、滑らかで美しい。
これがファデンクライス流の身体のつかい方の基本的な考え方です。
日頃から これをこれ意識していると、体だけではない、本質的なものにつながっていることに最近気づき始めました。
① 動き一つ一つをゆっくり丁寧にすることは、頭の中で、最適なことを選ぶ時間が持てるということ。だから、ゆっくりやっていると、知らず知らずのうちにどんなこともレベルアップしていく。
② ゆっくりした動作は気持ちを穏やかにしていく。
③”今”を生きることができる。
これが私的には 凄い発見!!!
過去を悔んだりせず 未来を思い悩むのではなく、今を生きよう!といった言葉はよく目にしてきましたし、そのように心がけてきたつもりだけれど、では、”今”って、いつ!?みたいな思いはいつもありました。
先を考えているから 急いでやろうと思う。急ぐ気持ちが慌ただしさを生み 台所仕事なら、ガチャンという音を生み、水をこぼし、結局のところ、仕事が増えていたりする。あ~あ というプチストレスがたまる。台所仕事が楽しくなくなる。
音を立てずにやろうと決めて、静かに落ち着いてやっていると、心も落ち着いてくるし、できた時の達成感もある。
こういうことが 今を生きることなのではないかと実感できるようになりました。
今の動きを一つ一つ丁寧に==丁寧道
丁寧道という言葉は私のオリジナルではなくて、書家の武田早雲さんのお話の中にあって、お~~と思っていたら、本も出していらした。まだ、読んでいませんが。