「心をひらく体のレッスン」
「フェルデンクライス 脳と体のエクササイズ」
「からだと心のマネジメント」
と、昔 出版された、本のタイトルは『こころ』にこだわっています。
最近のものは出版戦略もあるのでしょう、心という文字はついていませんが
フェルデンクライスをやっていると、しみじみ、体とこころはほんとに密接につながっていることを感じます。
すべて脳で起こること!

最近の例
小さい時から人に合わせて生きることを余儀なくされていた方で、とても、お辛い状況になっていたのですが
何回かレッスンをうけてくださったり、お話をしていく中で
「体が変わり、心が変わり、今度は生き方が変わるのですね。」
とメールをくださいました。
ほんの少し生き方が楽になったようです。
また、ある方は痛みで薬を飲まななくてはいられないほどひどい状態でした。職場でも大変な方の対応で苦労されていました。
ずいぶんかかりましたが、痛みもなくなり、今ではお好きなスポーツも復活しました。それに伴っていつの間にか 大変な方との対応も柔軟になっていかれたのだと思います、相変わらず大変な方みたいだけれど、苦労ではなくなっているようなお話しぶりです。
まず、動いてみる、観察する、より良い動きを探っていく、より良い動きは気持ちがいい、このプロセスを大事にしていく動き方が 生き方につながっていくのだと思うのです。やってみる、また、やってみる、少しずつ変わる、、このような生き方をしている人は柔軟性がある感じがする、、、同時に体も確かに柔軟になっていってます。
体があっての心だから、こころだけ変わるというのはないのだと思います。こころがかわったら、体も変わる。その逆も、、そうして生き方が変わっていく。
私の大いなる実感でもあります。駅の階段が楽にのぼれるようになっているのはもちろんフェルデンクライスのお陰だだけれど、いつの間にかとても生きるのも楽になってきている。フェルデンクライス仲間はみなそう言う。