西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

沈丁花がいい香り。

素敵な薔薇を咲かせるための準備が始まってます。

今年は一際(ひときわ)春が待ち遠しい。

 

身体は左右差が嫌いだと思います。めまいなど起こしやすくなるし、アトピーなども起きやすくなります。

 

めまいのある方はご本人は気づいていなくてもかなりひどい身体の左右差があります。

そういう方はレッスンをしていると、右と左の動き方がずごく違うことに気づきましたとおっしゃいます。

 

簡単にいうと、一般的には 右半分は柔軟、左半分は固くしているという使い方をずっとしてきているということです。

野菜を切るときの腕の使い方です。右手は包丁を器用に使いますが、それは左手がしっかり野菜を押さえているからです。

左足がしっかり支えてくれているので、右足で器用にボールを蹴ることができるのです。

 

体にとって左右差はよろしくないので、脳はいつも左右差を感じると、無くそうとするシステムを作動し始めるのですが、

困ったことに 脳はずっと同じ左右差の状態が固定化されていると、残念な事に左右差を感じることはできないのです。

 

レッスンの中で、左右の違いを感じるような言葉かけをしばしば 行いますし、左右差をわざわざ際立たせるように片方だけレッスンすることもあります。それは脳が違いを感じるとわ〜ッと動き出すことを狙っているのです。

 

日常生活でも、なるべく偏った身体の使い方をしないように気をつけたいものです。荷物を持つときは右手、左手と、持つ手を変えましょう。

脚を組む時も、交互にしましょう。やりやすい方でやり続けることが左右差をさらにすすめてしまいます。そして、意識的に肩、腕をよく動かしましょう。いつもと違うことで、脳は活性化します。