断捨離をしている大先輩が、結婚の時に親に買ってもらったという御櫃(おひつ)をくださいました!!

自然の素材だから、多少黒ずんでいるところもありますが 衛生上問題ないですから、No Problem !
お米を炊いて お櫃に入れます。
木の香りが少し移ったあたりがとっても美味しい!!そして、冷えたのがまた、美味しい!!!
2日くらいは持ちますから、ごはんを冷凍しなくなりました。
祖母は炊くときに夏は酢を入れていました。私も少し入れます。防腐にもなるけど艶がでる気がします。
昔は竈(かまど)でご飯を炊いていましたから、すぐにお櫃にお米を移し入れていたわけです。必要でやっていたことなのでしょうが、より美味しくなるというわけです。
お櫃のご飯の美味しいを私が知っているのは 子どものころ夏休みはいつも 京都の祖母のところで過ごしていたからなのです。
祖母の家にはまだ竈が残っていましたが、電気釜を使っていました。(1955年東芝が発売!)
それでも、祖母は炊き上がると必ずお櫃に移していました。そのほうが長持ちするし美味しいと知っていたのでしょうね。
京都の朝はお茶漬けです。
山椒の実を炊いたもの か 昆布の佃煮 でした。なぜか定番の梅干しはなかったです。。。
お茶漬けのご飯のおいしさは 子ども心に感じていました。
あの頃は夕飯のご飯もいつも 冷たかったけど 美味しかった記憶はずっと残っていました。
その美味しさが お櫃のお陰であるというのは長じて知りました。でも、お櫃を買おうという気持ちにはなりませんでしたが、今回、ひょんなことから手に入りました!!
ご飯を炊いた翌日の朝は お茶漬けです。山椒の実を炊いたのもあります。ピリピリっと、口に広がる辛さでお茶漬けするのが いいんですよ。
思い出の味ということにもなるのでしょうね。こんなに幸せな気分になるとは思っていませんでした。