今日の写真は 枯れてしまった杉の木です。写真の説明は後のほうで。。。。

江戸川時代の平均身長は150cmくらいだったようです。
確かに昔の鎧兜をみると、え~っと思うくらい 小さい。
明治になると肉食、牛乳などを食べるようになって 大きくなったと言われます。
でも、理由はそれだけではないようで、先日テレビで「日本人は何を食べていたのか」という番組の中で歴史学者の磯田道史さんが、言っていたことに目からうろこでした。
それは 昔は飢饉などで 食べ物がなくなると、大きい人から死んでしまう。え~~、そうなんだ~~。。。
小さい人の方が身体を動かすのにエネルギーがいらないからだそうです。
何となく、「大きいことはいいことだ~♫」で育った私は(これが分かる人はちょっと、昔の人ね)大きい人の方がスタミナがあって、長生きしそうだと思っていたけど、それは栄養が補給されての話で、食べるものが無くなるという設定は考えたことが無かったわけです。
最初の写真にあるように、杉の木が枯れている様子を見て、それが分かりました。
今年の6月に梅がぼたぼた落ちて、つぶれた梅が道路を汚すのでばっさり枝が切られました。その時に大きくなっていた杉の枝もかなり切られました。
結果、葉が少なくなりすぎて 栄養が作れなくなった杉の木が枯れてしまったのですね。
大きい杉の木にはたくさんの葉っぱが必要なのでした。
大きい人がたくさん食べるののは 当たり前すぎて 深く考えていなかったけど、食べないと動けなくなるわけで、食べないといけないと体は判断する。
ダイエットが大変な訳だと納得したのでした。