西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

最近、アマゾンでの買い物が増えている。

昨日注文したら、今日着いた。

書見台である。テーブルで読んでいると下向くので首が疲れるのだろう、すぐにベッドで横になって読んでしまう。目にもよろしくないし、しっかり読めない感じが付きまとう。

書見台があれば、解決しそうなので、購入した。なかなか良い!!

結構、中身がハードなのだけれど、姿勢がよいと頭に入りやすい。疲れないからだと思う。姿勢は大事。

 

そのハードな本は 占部賢志著 『文士 小林秀雄』

その中に、小林秀雄が 「間」について語っているところがある。

 

「リズムがないと、人間と人間の間の魂、精神の交換なんてありえないんだよ。間がないから、知識がこっちへ渡るだけだかから、この知識は、こっちにはほとんどわたっていないんだ。ほんとにわたるのは間で渡るんだよ。知識を活かすのも間なんだよ。ほんとにわかるということはそういうことなんだよ。」

 

ここを読んで、ふむふむ。

昔 小林秀雄の講演テープを聞いたことがあるのだけれど、写真からのイメージと違って、ちょっと、べらんめいで、びっくりしたことを思い出しました。志ん生が大好きだったそうです。

呼吸のレッスンでは 吸って 止まって 吐いて 止まって と、止まる時を大事にします。

止まっているその時に二酸化炭素濃度や体のいろいろな情報が次の吸う量を決めたり 吐く量を決めたりするのに大事な時間です。

 

気付きのレッスンでも、動きの後、必ず休みます。これも 大事な「間」です。体から脳神経に伝わった情報がちゃんと渡るための時間。

 

「間」は自然な呼吸ができるということと 深い関係がありそうです。