
帯津良一先生はホリスティック医学の日本の先駆者です。
ホリスティック医学では 人間を「体、心、気、霊性」などの有機的統合体ととらえ
西洋医学にこだわらず さまざまな治療法を選択し、もっとも適切な治療を行っていくと
いう考え方です。
いまでこそ、この考え方は受け入れられるようになりましたが、
先生が唱え始めたころは まったく受け入れてもらえなかったそうです。
この写真は 2013年に先生のお話を聞きに行って 本にサインをもらってちゃっかり
写真まで とらせていただきました。おおらかな 素敵な先生です。
先生は楊名時という太極拳の大家に師事し 太極拳も大変お上手なのですが
お若い時は八段錦をやっていたというくだりが ずっと前に先生のご本に書いてあり、
ずっとどんなものかと気になっていました。
今回 陳先生に鄭氏式太極拳を習い始めてから、 準備体操として、
八段錦をやってくださっています。
八段錦は八つの順序に分けられた鍛練法で、病気の予防、病気の補助療法に優れたものです。中国の一番古い体操です。
私たちの仲間はラジオ体操になれているので、最初のうちは じれったい感じがして
短縮版でやったりしていましたが
ゆっくりやると体の奥のほうが動く感じで 気持ちが良くなりますので、このごろは
きちんとやるようになりました。
結構 時間がかかるので、室内練習日にやっています。