雨の晴れ間に見つけた秋。

さて、今回は 「超訳 ニーチェの言葉」白取春彦編訳 を 読んでいて、確かにね~と 合点がいったフレーズから考えたことです。

私が親から受けたしつけで一番よく言われたのはが 「人を待たせてはいけない」でした。
昔 小学校のころ、学校に行くときに友達が迎えにきてくれていたのですが、その時 いつも 母に言われていた気がします。
そのせいか 私は 今でもほとんど 人を待たせることはありません。
今は携帯をみんなが持つようになったので、昔ほど、ぴりぴりしなくてもよくなりましたが、ニーチェは言います。
『連絡もなしに人を待たせるのはよくない。マナーや約束の次元だけの問題ではない。待っている間に、人はあれこれと良からぬ想像をめぐらせ、心配し、次に不快になり、だんだんと不快になり、だんだんと憤慨してくるものだ。
つまり、人を待たせるのは、何も使わずにその人を人間的に悪くさせてしまう不道徳きわまりない方法なのだ。』
これを読んでから 携帯メールで返事を求められているものには 可能な限りすぐ返事をするようになりました。
今までの経験から 携帯メールを使うならそうしないと不道徳になるような気がしてきたからです。
しかし、いつも人を待たせる人って いるんですよね~。
連絡すればいいというものでもない。
人を待たせるのはいいけど、自分が待たされるのは嫌という 超自己中なのだと思っています。
これも不道徳の仲間に入れていいと思います。