いい映画だと紹介されて、行ってきました。

30席の角川シネマで、夜6時50分の回。満席とはいかないけど かなり入っていた。
口コミでひろがっているのかな。
内容は何百年も生きているイチイの木が怪物に形を変えて少年に3つの話をする。
最後に少年が自分の中の真実を言葉にすることで、苦しみを乗り越え成長するという話。
どの話も 身につまされる。
自分の中にいるずるい自分と向き合うのはいい気持ちがするものではない。。
しかし、怪物は 人間とはそういうものなんだと 少年に語りかける。
見終わって 親の介護をしている友人たちのことを思った。
どこかで もう、この介護はやめたいと思っている。でも、それは母の死を願うことになる。
人間はそういう矛盾をかかえたまま生きていくものなのだ、、、、。怪物はやさしくささやいてくれるのです。
少し、自分の過去を許してあげられる気持ちになれる。
映画評を書くのは難しい(-_-;)
プログラムをみてたら 女優のミムラが書いていた。彼女はうまい。
映像に隙がないというのも変な表現だけれど、この映画はどの一瞬を切り取っても絵になる気がします。
very art な 映像でした。