第一部は、荒川知子とファミリーアンサンブルでした。ダウン症の知子さんと、その家族です。
知子さんは、リコーダー、お母さんはピアノ、お父さんはフルートです。
なんと表現したらいいのでしょう、、、。
彼女が最初に出した音を聞いたとたん、頭の真ん中まで、ストレートに、届きました。
彼女は、生まれたとき、指が伸びたまま、曲げられなかったそうです。
身体に強い緊張があったのでしょう。
家族が、様々な取り組みをされて、その中に、リコーダーがあったのだと思います。
そして、 才能もあったから、きっと、リコーダーは、楽しくたくさん練習したことでしょう。
その音色は頭から身体中に広がり 感動で、涙がでてくるのです。
終わったあと、知り合いに会い「知子さん、すてきだったね〜」と言いましたら、「涙がでた!」とやはり言ってましたから、私が涙もろいだけではなかったのです。
美しい音色は無私、 無垢。
ダウン症の彼女でなければ出せない音なのです。
気功の修練は (他の精神的な何かも同じだとおもいますが、)いかに 余分な物を捨てて彼女のいる、無垢、無私な世界に近づこうとしているんだと気がつきました。
知子さんのリコーダーのソプラニーノの音色は聞く人 全ての人を幸せにします。
凄いことです。
今日も ありがとうございました。
書いていたら、すべてのことに感謝したくなりました。