西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

3月29日のブログです。手違いで公開できませんでした m(__)m)

 

今日は 「皮膚を引っ張る」ことで、体の痛みや癌の改善に役立つという

「整膚(せいふ)」のワークショップにいってきました。

皮膚は第三の脳とも言われています。発生学で言うと 脳と皮膚は同じ仲間です。

皮膚は確かに目は付いていませんが 色を感じることができます。

目隠しをして、真っ赤に色づけされた部屋に連れて行かれると 熱くなり興奮状態

になるそうです。逆に青い部屋に連れて行かれると体温が下がるそうです。

耳の聞こえない方も太鼓のリズムは感じるそうです。皮膚が受け止めるのですね。

人間の体が小宇宙なら、一つ一つの細胞は、また一つの宇宙だと思います。

今日の「整膚」は その優れた感覚器官の皮膚を優しくつまんだり ひっぱたりする方法です。

私もフェルデンクライスのパーソナルレッスンでは 別にそういう方法を習ってはいませんが

クライアントさんの緊張を取るときにやっていたなあと、お話を聞いたり、実際にやって

気がつきました。ただ、もう少し 考えてやってるかな・・という自負はあります。

手で、人の体を触らせていただいているときは 私の指はクライアントさんの皮膚と

お話している気持ちでいます。

「これ、気持ちいいですか?」「こっちが良く動きますね・・」

「これはたいへんですね・・」とか・・体のほうからは 「そうです・・

それが、いいです・・」みたいな・・ その結果 ひっぱるような感じなったり

するわけです。

自分で優しくつまんでいくという方法は 気楽に自分でやれる方法として

優れているし、施術としても 有効だと思いました。

でも、リラックスした体をどう使うのか 神経のネットワークをどうつくるという

観点はありませんから、私はフェルデンの先見性を再確認したのでした。