(近くの田無神社の境内に今年から、高さ15mのケヤキのこいのぼりポールが立ちました。
宮司さんが東京一だと自慢しています。)
おとといのブログで「自分」の壁 養老孟司の本を読んだ感想を書きましたが、
その中で 俯瞰的(鳥瞰的)にみるの能力の話について、追加で書きたくなりました。
臨死体験した人で、よく語られるのが 幽体離脱して、高いところから自分を見ているというのがあります。
養老さんは ぎりぎりまで意識がなくなった最後の状態でも「上から見ている自分」というものを
私たちは持っていることになると・・かなり本能に近いところで その鳥瞰する力をもっている、
無意識に近いところでそういう客観性を持っているのではないかと考えています。
おとといはこの本に書かれていたサッカー選手の話を書いたのですが、私にも個人的に思い当たることがあるのです。
いっとき、夢に興味を持っていた頃があって、夜、夢を見て、起きた時 半分眠っているような時もあったのですが、
夢を一生懸命メモしていました。
後から読むとなんだか判読不能なところもたくさんあるのですが、小さいノート一冊くらいになったとき、
気がついたことがありました。
それは 長い夢になっていくと 後のほうでは どこか高いところに行って下のほうで起きていることを眺めている
シーンがよく出てくるのです。
その頃は なんでかな~と思う程度でしたが、今回、鳥瞰的能力が人間にもあるらしいというところを読んで
そうか 夢は無意識の世界だから 夢ではそういう本能に近いような能力が出てきていたんだと納得しました。
日常的には 全然発揮できていないようです・・・(+_+)
ひどい方向音痴だから・・・。
きっと鳥瞰的な能力が強く残っている人は サッカーで一流になれるし、絶対方向音痴ではないと思う!!
本の中ではサッカー選手のほかに 運転のうまい人のことが載っていて そういう人は道路の全体像が浮かんでいる
そうです。 方向感覚が優れているのは鳥瞰的能力の高い人です。
今日も読んでくださってありがとうございます。
年を取って楽しいことの一つは こんなときです。ジグソーパズルのピースがはまった! って感じかな。