華やかな葬儀会場でした。

会葬者は平日にもかかわらず 千人は超えていたと思います。
私は日本支部ということで、先生と一緒に写真の前で手を合わせました。
もちろん、泣いている人もいたし、私もぐすっとしましたが、マスクが必要なほど 泣かずにすみました。
それは、式全体のゆったり感というか、合理的というか、おおざっぱというか、悲しみに浸る演出がなったからだったと思います。
お花もピンクだし、斎場は、鮮やかな黄色だし、けっこう洋服も、普段着で来ている人が多かったし、会葬御礼の品もこんな感じ・・

一事が万事ということを 日常的に感じることが多いですが、日本の会葬御礼は 四角い箱に入って白っぽい包装紙に包まれ、中身も白・・ですが、いただいたのはこんなタオル。
気候のせいもあるのでしょうが、本当に台湾の人はおおらかです。
先生とタクシーに乗ったら、運転手さんとずっと喋っていたし、葬儀の後行った公園で 写真を撮るのを頼んだときでも、笑顔がおまけについてくるような コミュニケーションが続きます。
日本の繊細さは世界の誇りたいと思うけれど、繊細さとは真逆のおおらかな台湾の生活感覚にほっとするというところが 最近の台湾ブームを作っているのかも知れないと思いました。
帰りの成田の税関で「1泊2日ですか?」と不信がられましたが、濃い2日間でした。
今日も読んでくださってありがとうございます。