これは 先日の高尾山行の十一丁目茶屋で一休みしたときの写真。


テラス席から都心のビル街を臨む。
今日のタイトルはありえない話です。この年で背が伸びるわけがない!
ではなぜ、そう思うか、、
週1回一緒に朝のウォーキングしている友人がいるのですが、一緒に歩いているとなんだか私の背が伸びた気がしてしまうのです。
なぜなら彼女とは幼馴染みで、いつも彼女の方が背が高ったのにいつの間にか私の方が大きくなっている。
彼女は若いころに比べて6㎝縮んでいます。圧迫骨折をしているわけではないのですが、毎朝とても良く歩きます。8000歩は歩いているでしょう。生活の中で介護の中で体を固めて頑張らなくてはいけないこともたくさんあるので、体がまさに縮んできたのだと思います。
残念ながら私も1㎝ほどは縮んでいますが、相対的に5㎝伸びた感じがするわけです。
これを書こうと思ったのは同じようなお話をフェルデンクライスのzoomレッスンで、話してくださった方がいらしたからです。
その方は3年ぶりの同級会で、昔一番背の低かった彼女が一番背が高くなっていたことに気づいたそうです。
その方が家に帰って来てお嬢さんにお話したら、お嬢さんが「それはフェルデンクライスをやっているからでしょう。」と言ってくださったそうです。
若い時なら筋トレ(筋肉を苛める)すれば強い筋肉が増えます。代謝がいいですから一晩寝ると強い筋肉になっていきます。しかし、高齢になると頑張って使った筋肉は固まったままですから頑張るほど縮んでしまいます。高齢者は適当に運動して緩めることをもっとしなくてはいけないのに、筋トレ信仰は根強くて、筋肉を緩めることの大事さをなかなか伝えられません。