
(羽村から玉川上水に沿って歩きました。『銀欄』です。博識の友人が教えてくれました。10cmもない大きさでした。)
股関節や腰椎の動きを良くするのに
「息を吐いて、おへそを見て~~、息吸って おなかを出して 空のほうをみて~~」という動きをしてもらうことが多いのですが「おなかを出して~~」という動きが苦手な方がときどきいらっしゃいます。
横隔膜のうごきが悪いのですね。
横隔膜を動かすことで大きな吸気が起きるので、横隔膜呼吸の苦手な方は いつも呼吸が浅くなりがちです。
横隔膜呼吸ができればそれでいいわけではなくて 呼気のときは胸式呼吸(肋骨を動かす呼吸)ができないと深く吐くことができないのでやはり、呼吸があさくなります。
あるいはたくさんの空気が必要な時は肩を上げてはーはーと肩で息をする・・と言いますが、肋骨が自由に動けばできますが、肩がこちこちにこってたりすると、胸式呼吸はできなくなります。
呼吸はしっかり吐くことができれば自然に息は入ってくるのです。そして横隔膜がしっかり動けば呼吸は楽にできます。
今朝の公園で、つらそうにしていらっしゃるのAさん、どうしたの?と うかがったら、だるくてだるくて・・とおっしゃるので 少し、横隔膜を動かしてもらって、肩も動くようになったら、呼吸が楽になったのでしょう、楽になった~~とおっしゃいました。
酸欠だったのですね。少し腰が曲がっているので 横隔膜は動きにくいし 肩、肋骨がこちこちだったので 呼吸がうまくできていなかったのだと思います。
腰が曲がるって 痛みが出て困るだけでなく 呼吸にも影響するのだなあと分かりました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
年だからおとなしくしているのではなくて 年だからこそ たくさん体を動かさないと・・。