この写真は、昨年春、黒部、立山連峰の旅のカメラの中にあったのですが、私、とったことも、覚えていないのです。
大昔の旅行なら ならいざ知らず、去年のことがなのに・・・・焦る!

今日は ボケの話ではなくで、もっと、高級な話。
最近覚えたことばで、 気韻生動。
もともとは中国絵画の理想を表した言葉だそうですが、広辞苑には、絵や書などで気品がいきいきを感じられること、とあります。
私はこの言葉を見た時、ああ、私が美術館に行って絵などを見て <この絵がいいな~~>と思う作品は この 気韻生動を感じていたんだなあと思いました。
あとからパンフレットをみたら、いいなあと思った作品が やはり素晴らしい作品として紹介されていることがよくあります。
私に審美眼があるということでなく たくさんの人に 気韻生動を感じさせる力がその作品にはあるということだと思います。
ある人が 「絵をみても分からないから、テレビで解説を聞きながら見るほうが面白い」といいました。
そうした知的な楽しみ方もあると思いますが、気韻生動をを感じるには直接見るしかありません。
なんだか、いい・・何かを感じる、、。感じさせる何かに出会えるって、とても気持ちがいいです。いい気がいっぱいなのかなあと思います。
北斎の版画も大好きです。また、六本木であります。今からたのしみです。
ちょっと調べたら、北斎1849年生まれ。私1949年うまれです。たった、100年前に生まれた人だと思うと、妙に親近感湧いてきた。。。
また、これが見られます。
