西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

今年も銀杏の季節がやって来ました。

ゴマ煎器で、コロコロと火を通し、パチンと弾けたら、アチッ、アチッと言いながら、剥きます。

そして、でてくるあの翡翠色に、毎年、食べる前に感動します。こんな感じ。。。

毎年、山ほど取って来ては、せっせと洗っては干して、友人数人に送っていました。

近くに大きなイチョウの木のがあって、たくさん落ちているので、拾わずにはいられない。。なんで、こんなに美味しいものを皆さん拾わずにはいられるのでしょう、、もったいない!! となって、せっせと拾ってました。7〜8年はやってたと思う。

ところが、今年はまったく拾う気にならない。

こういうのを”熱が冷めた”というのかと、思いました。

そうなると、突然、銀杏の始末が面倒になる。

よく、銀杏を差し上げると、面倒でしょう、大変でしょうとよく言われました。でも、全然思わなかった。

でも、今年は、確かに面倒だと思う。

よく、毎年、やってたなあとさえ、思う。何だこれは!!と考えたら

酵素ジュース作りに、エネルギーが、すっかり奪われているからだと気がついた。

左二つは発酵中。手前のができたジュースです。

1キロずつ作っている。右の大きい樽はできたもの。既に、8キロ作っている。

自分の為よりも 待ってくれているひとのために作ってるところもあるのだけど、症状としては銀杏と同じ感じかな。ハマってます。

熱が冷めるというのは、限りあるエネルギーを、振り向ける対象が変わるということで、二つは同時にできないと分かると、きっと、脳の中で、興味を失うように計らってくれて、未練が残らないようにしてくれてるんだと思う。

わたしの中で、銀杏の価値が、下がったわけではないのだが、銀杏が、落ちている道を通っても、何の気持ちも起きずに通り過ぎることができるようになりました。

なにもかもは、できないもの。。。