西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

寒い、寒いと言いながら、春がきています。

タラの芽を生協で購入。トレイの上にお行儀よく並んで、、、可愛い。命の息吹をいただくのねと、感謝の気持ちがほわ~っと湧きます。

 

今年の冬は久しぶりに仕事を休むほどの風邪をひいた。

たまには風邪をひいたり、熱をそこそこ出す方が体にはいいことだと思っているので、なかなかやっかいな風邪ではありましたが学ぶこと大でした。

その考え方は 主に私の経絡指圧の先生の指導と、野口晴哉の本だったのですが、今回、もう一つおもしろいものを見つけました。

 

『親父の小言』相馬藩大聖寺 - 牛歩村日記? Like a snail's pace?

親父の小言で検索するといろいろでてきます。江戸時代からのもので、いろいろに変化しているようですが、私は福島 浪江町の大聖寺の住職の書かれたもので知りました。

 

最後の方の下の段

病気は仰山にしろ

とあります。これの解説はないので、私流に強引に読みました。

仰山はたくさんという意味なので、<病気はたくさんしなさい>ということ。

病気はしない方が元気でいいという感じがしますが、病気をすると身体は経験からいろいろ学びます。原因が分かれば気を付けるし、どうすれば正しい経過で回復していくのか学ぶことができます。

 

野口先生の本の「風邪の効用」の中にも

「風邪は弾力性を恢復させる機会になります。ふいに偶然に重い病気になるというのは、体が鈍って弾力性を欠いた結果に他ならない。」

とありました。

上手に風邪をひくと蛇が脱皮したようにさわやかになる・・とも。

私はなかなか熱が出せないので、こういう爽快感は経験できないのだけれど、熱を出した人でそう言うのを聞いたことがあります。

 

経験しないとわからないことはたくさんあります。だから失敗は恐れない!