西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

 

これはアンズです。梅と桃を合わせたような可愛い花でした。

これはアンズです。梅と桃を合わせたような可愛い花でした。

 

よく、大変なことが起きたときの表現として、「目の前が真っ暗」という表現があります。

 

目の前が暗くなるというのはただ、困難を表現するだけだと思っていましたが、本当にあるのですね。

あるテレビ局で、5年前の震災の体験をドキュメントしていた中で 「自分のうちに帰ったとき 色が無くなった」という方が、何人かいらっしゃいました・・というレポートがありました。

 

最近読んだ、小林正観さんという方の本の中でも

ようやく授かった子どもが「知的障害児」と医師から告げらたとき 彼の視力から、「色」が奪われ、その医師を含む部屋中の風景が、モノクロになったそうです。

彼はその後半年ほどたって、その事実を受け入れられるようになって、視力を回復したそうです。

 

目の神経は2種類あって 色を感じる細胞と明暗を感じる細胞があるのですが、あまりのショックに色を感じる細胞が働かなくなったのでしょう。

私のところで 治療が終わったあと、「明るくなった」「はっきりみえる」という方が時々いらっしゃいます。血液循環などがよくなり、神経細胞がしっかり働きだしたということなのですね。

 

色がよくみえるということを考えていたら、ふと、気づきました。

年を重ねると、いろいろな神経がだんだん弱ってくるわけですから、、若いころより世界は暗く見えていると思う。。。。

若いということだけで 確かに世の中はキラキラ明るく輝いているはず。。。。

だから、どう、、ということではないのですが、、、、。

目の前が真っ暗になる経験は無いので幸せです。

 

今日もありがとうございました。