先日、正月明けに 福島の方から自費出版の本を送っていただきました。

送ってくださった方は 2011.3.11 の起こる数年前、元教師のグループで 故三上満さん(長いこと都教組の委員長をされた方で、金八先生のモデルと言われた方)を団長にして韓国の古い歴史を辿る旅でご一緒した方です。
その方がこの10年間に書き溜めた詩、新聞などに時々に投稿された記事をまとめられたものです。
東日本大地震が起きてからの10年を思い出しました。
私は福島の仮設住宅に 年に3回 7年間くらいフェルデンクライスの仲間とボランティアに行っていたこともあって、福島のニュースはいつも気にかけていたように思います。でも、投稿の記事を時系列で読んでいると、知らないこともたくさんあったし、呆れてしまうような出来事もを知りました。
それでも、或いは それだから、福島は脱原発都市宣言を発し、現在、50%のエネルギーは自然エネルギーで、賄っているそうです。
苦難に勝る教師なしという言葉がありますが、福島は頑張る! 頑張る力がある!
もう一つ、思った。
この方は私よりたった17歳年上なだけ!なのだということ。
彼は愛国少年だったので、親の反対を押し切って予科練を受験したけれど数日後に終戦を迎えたそうです。
たったの17年早く生まれていたら 私もきっと愛国少女になった。大空襲に巻き込まれて死んでいたかもしれない。