昨年12月初めにベトナムへ行きました。まだ 雨季で、お天気には恵まれなかったけど、近くて遠いアジアは私にはスリリングでした。
この写真はミーソン遺跡のなかにある、ヒンズー教のチャンパ王国の文化を伝えるセンターのようなところでやっていたダンスです。

その旅行に一緒に行った友人とひさしぶりに飲んでたら、旅行の話になりました。
同じところに行って 同じものを食べ 同じ体験をしたのに 印象がまったく正反対だったのには いやはや、びっくりしました。
私は 前のベトナム旅行が特別にハードな旅行で、あまりいい思い出がなかったので、今回は いい思い出をつくるぞ!と いう気持ちでいったのですが、やっぱり、いい思いはあまりなくて考えさせられる ある意味ハードな旅行でした。
ところが 彼女はベトナムは何となくのんびりして好き。今度は ホーチミンだ!と言います。
昔アドラー心理学を学んでいた時 野田俊作氏(アドラー心理学を日本に紹介した人・精神科医)から聞いた話。
アドラーの仲間から、結婚相談を受けたので、結婚しようかという二人に 飛行場に行ってもらった。
そして帰ってきたときに いろいろ聞いたら、二人はまったく違うことを考えていた。
野田先生は まったく違う人間の方だから、うまくいくと思うと お二人に伝えたと言っていました。
似たもの同士の結婚は兄弟のように仲がいけど、子どもが出来にくいものだと 気功の先生も言ってたな~。
というわけで 乱暴な運びですが、結婚の相手は 正反対くらいがいいみたい。
結婚しなくても 自分と違ういろいろな人間がいるのだと、気づかせてくれる存在は 大事だと改めて思いました。