
何度か ブログで内容を取り上げた 桜井章一の本です。
タイトルがいいでしょう?
雀鬼と呼ばれた時もあったそうですが 表紙の写真も 本の中の写真も 肩の力の抜けた御顔でありながら、芯がある、武術家の風情です。
緩めることが難しいのは まず、固まっていることに慣れてしまって 気付くことすらできないからです。
さて、気付いて、抜こうと思っても なかなか抜けません。
レッスン中でも、気が付いたけど 抜けないとおっしゃる方が多いです。
いつもいつも 筋肉を緊張するように 脳が命令を出し続けているのが習慣になっているからですね。
そんなとき 私の 脳をだますテクニック。
「力が抜けた」と過去形でいってもらうのです。
それを聞いた脳は 『抜けた状態』にしようとしてくれます。割合成功率が高いです。
太極拳でも リラックスしない限り、素早くも、ゆっくりも動けないということが 良くわかります。
また、リラックスすると 自分の動きを感じることができるので、その動きがいいか悪いかもわかるのです。
太極拳に役立つ知恵が満載でした。
今日もありがとうございました。