昨年暮れに実を付けたキンカンが一つだけ残っています。8か月は経とうかと、、。
とうとう今年の白い花が咲き始めました。次の実がなったら、安心して落ちるのかな、、、などと考えています。

身体を使った表現は結構あります。
腑に落ちるも死語になりかけかな、、と思いますが、それについてちょっと考えるきっかけがありました。
腑に落ちる 腑に落ちない どちらが誤用か分かれるところらしいですが、私は腑に落ちる派です。
腑というのは 腹も含んだ臓器の意味なので 身体全体みたいなニュアンスがあると思います。
腑に落ちるというとき 身体全体が納得した状態をいうのだと思うのです。
腑に落ちたとき 人は中から変わることができる。
頭では理解したけど 先に進めないとか、動けないことって結構あるけ腑に落ちたときは 一気に変われる。
前置きが長くなりました。
先日 脳出血後の片麻痺をお持ちの方が 風邪もひいていないのに、何日も咳がでるとおっしゃるので、「体は肋骨の動きが悪いのを治そうと頑張って咳をして肋骨を動かそうとしているのかもしれないですよ。それだけ治す力が回復してきたのかもしれません。」と お話しました。
一週間後 「あの晩から すっかり咳はでなくなりました!」とおっしゃるのです。
その時 ああ、彼女の腑に落ちたのだと思いました。身体が納得したといえばいいのでしょうか? 納得すると身体はなにか緊張を手放し、何か発動するよな気がします。
微妙にして 完璧な体。