
(梅雨の晴れ間、あんまり 空がきれいだったので、今日は空。武蔵野大学前の歩道橋の上から)
痛みがとれたり、動きが良くなると 「腰痛治った見たい・・」とか 「足の痛みがなくなったから、治った」
という表現がときどき使われます。
痛みが無くなったこと=治ったのではないところは要注意です。
今日、いらした方は 「足が重たい、少し歩くと痛いところがでてくる」ということでしたが、レッスンが終わった後は、別の人の足のようだと喜んでくださって、そのあと、「これで、治ったかな」とおっしゃるので、「いえいえ 今は 状態がいいのです。いい状態をキープするには、ちょっと、手入れしないとね、戻ってしまします。」とお話ししました。
今日は体の繋がりがよくなったので、軽い足になって 痛みもなくなりましたが、いつもと同じような生活をしていると あっという間に戻ります。
どうも、人間の体もロボットの部品のように、痛いのはパーツが悪くなっているので、パーツを治したら、もう、大丈夫と思っていらっしゃる方が多い気がします。
体全体の繋がりが悪く、部分に負担がいって痛くなるのだと、気が付いてくださると、日常生活での動きを改善してくださいます。
そうしていくうちに 痛みから離れていくことができるのです。
部分の膝が悪いわけではないくて、体の使い方が悪くて膝に負担がかかっているというふうに体を見ていくと、膝にもうしわけない気持ちになりますよ。
今日もありがとうございます。