「腸内フローラ」という番組がNHKであったそうで、それを見た方が びっくりされて、詳しく話てくださいました。
そのお話を聞きながら、今までも「腸は第2の脳」と言われたりしてたことを思い出しました。私は第2の脳ではなくて ひょっとして 第1の脳なのではないかとずっと思っていました。
というのは 日本語の中に 気持ちを表現するのに 『腹』のつく言葉が多いからです。
腹がつ 腹にすえかねる 腹を割って話す 腹ただしい 腹ふくるる思い
腹を探る 腹が収まらない 腹のおおきい(人物) 腹黒い 腹わたが煮えくりかえる
太鼓腹 二段腹・・はちょっと違う(笑)
いくらでもでてきますよね。
腹の場合 あんまり繊細な感じがしないのは面白いところですが 結構感情的な臓器という気がします。
切腹は 腹が黒くないこと==間違っていない、身の潔白を証明する儀式 ともいわれますから 腹は嘘がつけないところだと昔の人は判っていたのでしょう。
昔の人の持っていた直観としか言えないものは意味があると思いますので 大事にしたいものです。
まだまだ科学で追えるところは限られていますが、それを探していく人間の探求心も素晴らしいものだと思います。
「腸内フローラ」は面白そうなので 後でオンデマンドで見ようと思います。