文藝春秋 2016年 09 月号 [雑誌] | 村田紗耶香の芥川賞受賞作 『コンビニ人間』を 文藝春秋で読みました。芥川賞らしく?ちょっと、不思議なお話。
ちょっと特異なキャラクターの恵子さんは社会の常識にいかに逆らわず馴染もうとしているその一所懸命さに 思わずわらいながら、私も恵子さんと同じようなことしていると、はっきりと気づかされてしまいました。
流行のファッションを少なからず意識して 新しいのを買うって クリエイティブではなくて 社会にすり寄っているところもあるわけで、、、、。
個性といったところで どこかで、仕入れてきたことを 再構成しているわけで、、、、。
恵子さんは コンビニでしか生きられないことに気づいたので、 コンビニ店員として生きます!と高らかに宣言するところが、潔く良い!
舞台は見慣れたコンビニなので、コンビニで働くってこういうことなんだと お仕事小説のような面白さもありました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
