お彼岸も過ぎたので、週一の朝のウォーキングを再開しました。
桜は満開、その側でカイドウも咲いています。
コブシもモクレンもみんな一斉にさいています。
寒い、暑いが交互にくるものだから、植物も混乱してます。

久しぶりに歩いていたら、昔、ご一緒に太極拳をやっていたご夫婦が、歩いているのを遠くから見つけました。
彼女はここ1年くらい前から認知症です。
なぜだろう。
遠くから見ていても、どこか、昔の彼女ではないことが、わかる。
颯爽と歩いていない? そういうわけでもなく、何となく、違う。
東洋では 心身一如という言葉もある。
心と体は不可分である、、、。
心を脳と読み替えても今はだれも文句を言う時代ではないと思う。そういう意味では 認知症という
脳活動の変化は 体の微妙な変化を作るだろうと思う。
フェルデンクライスでは 脳は使われるたびに 運動、思考、感覚、感情という4つの構成要素が関係しあっていると考えます。
これらは双方向の絶え間ない会話によって密接に結びついています。
例えば 軽く運動する→気持ちよくなる→嬉しくなる→前向きな思考
くよくよする→→辛い気持ちになる→足取り重くなる→悲しい気持ちになってくる
→は逆になることもあるわけです。
フェルデンクライスのレッスンは気持ちいいと言ってくださる方が多いですが、気持ちよくなってくださった分、前向きに生きる気持ちに繋がるのではないかなあと思っています。
だいたいは 体のトラブルのことでいらっしゃいますが、日常生活、シンプルに足は軽いほうがいい!それプラス、気持ちにも必ずいい形でつながると思ってやっています。