
田無の駅の歩道橋の上からの青空。
光が強くなって 空の色が濃くなってきました。この色を見ると嬉しくなる。
気功の老師が 「青空とオレンジ色が最強の癒しの色です」と仰っていたことを思い出します。
なるほどと思います。
青空と太陽がなくては 食物も実らないし、狩りにも行けない。人間がこの二つの色でホッとするのは もう、遺伝子の組み込まれているのでしょう。
昔、そんなこと知らなかった頃、ふと、青空を見て、涙が出たことがありました。きっと疲れていたんだと思います。
青空を見たときふと緊張がゆるんで ほっとして涙になったのだと思う。
エルメスのブランドカラーはオレンジです。エルメスも最初はベージュだったけれど、物がなくなった第二次世界大戦中にやむなくオレンジにしていたそうです。
戦後、ベージュに戻したけれど、オレンジの方がいいというお客さんの要望でまた、オレンジになったということです。
戦争、戦後の暗い時期にオレンジは人の心をほっとさせ、元気にしたのでしょうね。
ブルーはティファニーブルーですね。
ほかにあるかな~、ブランドカラー・・、思い浮かばない。
オレンジとブルーは最強なんですね、やはり。
ビートたけしが明治大学を辞めた時 新宿の空が変わって見えた、青かった、という話をどこかで読んだきがする。昨日、養老孟司さんのYouTubeで 東大を57歳でやめたとき、空が青かったと、くしくも話されているのを聞きました。心と青がシンクロするのでしょうね。
私はお天気のいい日は散歩に出ます。時々青空を見て、そして、時々目を閉じます。そうすると目の裏にオレンジ色が見えます。
意識的に青空とオレンジ色を楽しんでリラックスします。