
(左 チンパンジーの足。右 人間の足。体重移動のラインです。)
靴のかかとの話を書きたいと思ったので、私の履きなれたサンダルのかかとの写真を撮ったのですが、さすがに写真としては美しくないので載せるのをやめました。
靴のかかとの後ろ外側が まあまあ均等にに減っているなら いい歩き方をしているといえます。
今日の写真にあるように、二足歩行の人間は体重が足の外側を通って母指球を通って親指にかかるのです。ですから、両外側が減るのはいいのです。
でも、どちらかの かかとの減り方がはやかったりします。私の場合は右側のかかとの減りが大きいです。これは骨盤に問題アリです。
それは右足が長いからで(骨が長いのではなくて、骨盤が下がって腰の位置が低くなっているのです。
私の場合、さらによろしくないことに 左のかかとの内側が減っています。
左膝が内側に入る癖があるのです。私がまだ、乙女だったころ 少しガニ股気味だったので 膝を内側にし左右の膝がしらがつくようにしてまっすぐな足になったような気になって無理していた癖が残っているのではないかと思うのです。。
それだけではないと思いますが・・。
「履きなれた靴」というといいいいイメージがありませんか?
長い道を歩く時は 新しい靴では足と靴との折り合いがついていないので足に無理がかかって、足が痛くなったり 靴擦れで痛くなるので、履きなれた靴で・・というくらいの意味だと思うのですが、擦れ減った靴は履きなれているからいいと思っていらっしゃるのではないかと思うくらい かかとのかなりすり減った靴を履いている方が、結構いらっしゃいます。
駅の階段では人の靴のかかとの減り方をつい観察してしまう私です。
先日も「この靴しか合わないの」とおっしゃって、いつも ほんとにぼろぼろの靴をはいていっらしゃる方が、足や腰が痛いとおっしゃるので ちょっと、フェルデンで足、背中など、調整しました。
「さあ、立ってみましょう・・」と 立っていただいたら、???・・
せっかく体はバランス良く 立とうとしているのに、靴の両サイドがはげしくへってるので、靴に体があわせて、背中ががふわっとまるくなったような気がしたのです。ほんとに体はそうなったと思います。
あんまり靴の底がすり減った靴は 履きなれたからと言って 体にいいわけではないので ご注意を。
早め早めにかかとは修理しましょう。
今日も読んでくださってありがとうございます。
今回 自分の靴の減り方を みて、考察いたしました。
左足調整中なので、靴の減り方が変わるのをたのしみにしています。