2週間前 高尾山に行った時、帰りの下り道でつまずいて膝を打った。
かなり歩いていたので疲れていたのだと思うけれど、転んだのは石の上で、さすがに一瞬、!!と思った.
ゆっくり立ったら、大丈夫だったので、その時はほっとしたけど、結構後から こたえた。
そこで、年配の方が持っているスティックを購入して、本日、リベンジ登山となった。
紅葉は少し遅かったけれど、人はたくさん!! 今日はグループが多かった。

命を預けるものだから、石井スポーツで相談して、軽くて使いやすいのを購入した。

私の山歩きは バランスをとったり、体の使い方の研究のために歩いているのだから、スティックは要らないと思っていたんだけれど、現実として身の安全のために必要となったので、下りに使おうと思っていた。でも、山によく行っていた若い人に「転んだので、スティックを下りで使うつもりだ」と話したら、「いやいや、登りも楽ですよ~」と言っていたので、登りから使ってみた。
いや~楽、楽!!
フェルデンクライスのレッスンの時に 「人間も昔は4つ足だったので、肩と骨盤は兄弟で、この二つは関係が深いのです。肩が楽だと、腰の動きも良くなるし、腰が悪くなると肩の動きが悪くなる。」とよく言います。
スティックを持つと、その、太古の4つ足の気分に少しなって、本能的な動きの発動もあるのだと思う、なんだか”楽”に感じる。
もう一つ、これもレッスンでよく言うのだけれど、しっかり支えてくれるとこがあると、体は安心して無駄な力を抜くことができるものなのです。
普通の歩いているときは 片足にに全身の重さがかかります(これって、凄いことですよね)スティックを持つと、足とステックで、2本か3本の足で私を支えてくている。これってすごく安心!! だから、体に無駄な緊張が無くなるので、疲れないでいられる。
スティック、素晴らしい!!