影が少し力強くなってきた・・・。

目力(めぢから)というと いろんな意味が浮かんできます。
フェルデン的な『目力(めぢから)』でいうと <目の動きは 体全体コーディネートする力に優れている>という点で 目には力があると考えます。
目の向いてる方向に体を動かすようシステムが働きだすのです。
動きは常に目の動きと関係しています。
昔バレーダンサーが回転する時に 目を先に回してから回転するというのを聞いたことがあります。
回転するよ~~と体に伝えているのですね。
それを思いだして、 太極拳の時、片足で半回転しなくてはいけない時 やってみたのです。
確かに回りやすい!
体を捩じるときも 捩じる方向を微妙に先に見ると 今まで回り切れなかったところが 楽にできました。
そうだ、そうだ、そうだった!!
フェルデンクライスを日常の生活に役立てるということはそういうことでした。
よく 下を向かないで 歩きましょうといますが、下を向いているとき、目が下を向くと、首も背中も腰も全部下を向くことに協力して前傾していきます。
歩くための姿勢をとらないでいますから、あちこち、無理をしてしまいます。
ですから、歩くときは 前を向いて、前に進む姿勢になりましょう、ということですね。
それに気づいただけで すご~~く太極拳が上手くなりました。
今日もありがとうございました。