西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

コロナでささやかな楽しみだったお芝居が中止など、全く生活が閉塞してきたので、それならばと、六本木ミッドタウンホールの<北斎ずくし>に行ってきました。北斎は大好きなのだけれど、木版画は小さいので美術館で人混みの頭越しにみるしかないことがあったりして、展覧会は知っていたけど、二の足を踏んでいました。

でもでも、行って良かった〜〜!

まず、今は予約制なので、人が少ない!! このシステムはコロナが収まっても続けて欲しい!!

ホールということで、展示の自由さが新鮮だった。

水の音が 水琴のような音も混じって、聞こえてる。

木版画が大きくプリントされて、部屋中天井まで埋め尽くされて、北斎の絵は小さいから展覧会では消化不良になると思っていたのに心配は吹っ飛んだ。

北斎漫画も全巻揃っていて、その漫画が動くようにデジタルで、大画面で楽しめるようになっている。

 

何より、富嶽三十六景が一堂に見られたのは圧巻でした。

北斎のユーモア、眼差しの優しさを改めて感じました。こういうところが好き!!

 

<神奈川沖浪裏>はヨーロッパの人たちに強い影響を受けて与えた素晴らしい作品だともちろん思いましたが、私は<赤富士>の前ではしばし、動けませんでした。(じっと見ていられる幸せ!!)

なんでかなあと思うのです。

 

最近、面白く読んでいる三木茂夫さんの本の中に、<過去に向かう遠いまなざし>という言葉が出てきます。

<生命記憶>を探すような想い、、、、懐かしい〜〜〜何かが込み上げてきた気がしたのだと思います。

 

若冲と北斎

生き方も含めて大好きです。