西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

明けましておめでとうございます。

このイノシシは松の雪つりのてっぺんにいます。

 

さて、新春クイズ、<五臓六腑で何が一番大事か?>

 

東洋医学では五臓六腑の名前がついた経絡が12こあり、それぞれが繋がっていて体中をめぐっていると考えます。

そのスタートは 肺経です。肺ー大腸ー胃ーと続きます。

 

どの臓器ももちろん大事ですが、肺がダメになるとそこから始まるすべての経絡の内臓が弱っていってしまうと考えるので

肺が一番大事だと考えます。

 

最近、身近で2つの事例を経験して、その通りだ!!と実感しています。

昨年 叔母が気胸になって、ほんとに食べなくなりました。

 

なぜ、食欲が無くなるかと考えました。

消化するためのエネルギーは酸素が無くては生まれないのです。

だから、呼吸がうまくできないと、酸素不足になります。

そうなると体は消化出来るだけの量しか食べないので、食欲が落ちるののではないかと。。

結果 食べられないと回復が遅いです。胃がわるいわけではないのです。

 

もう一人の親戚の方もおなじで、昨年から食欲がないとこぼしていたのですが、とうとう、大晦日に入院してしまいました。

病名は、心不全でしたが、入院してから、空気が吸えていないことが分かって酸素吸入器を付けました。

 

彼女は 前から姿勢がひどく悪いので、胃や肺が動きにくいだろうなとは思っていましたが、そこまで悪くなっているとは、知りませんでした。

足もむくんでいたし、肺にも水が溜まっていたそうです。

もとは 呼吸が十分ではなかったことが大元の原因ではないかと思うのです。酸素不足で体中の機能がおちていて、水分も排出する力が無くなっていたのだと私は考えました。

 

呼吸は大事です。