西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

鉢植えで買った<江戸の花火>というアジサイが今年は珍しくたくさん花を付けてくれました。毎年、切るタイミングが悪いのか ほとんど咲かなかったのです。でも、考えなしに切っているので、来年も咲かせる自信がない。

 

今年の冬、電車の中で、喉がイガイガするので、自分の唾液で、収めようとしたら、飲み込むときにむせてしまった。マスクをしていたとはいえ、咳が止まらず、往生した。

それから、ふと気づくと、水など飲み込むとき むせる私を発見!!

 

これって、誤嚥?

 

誤嚥というのは、ちょっとした段差に躓くのと同じことです。脳の方では足を3センチ上げよ、と命令しているのに 上がっていないので、躓いてしまう。

飲み込む時は 気道に行く空気の通り道を喉頭蓋という蓋がきっちり閉まらなくてはいけないのに閉まらない、それで、水分が気道の方に入ってしまうのです。それで、体がこれはまずいと咳で押し戻してくれている現象です。私の場合 筋肉の老化に神経がうまく対応できなくなってきたので、再調整が必要になったというサインでした。

 

呼吸のレッスンの中で、<ごっくん呼吸>というのが出てきます。唾液を飲み込むと嚥下反射で、息を吸い込みます。

それをすることで、忘れている反射を思い出すレッスンなのだと思います。

 

唾液だけを意識するのでなく、食事の時でも 飲み込む時ゆっくり、丁寧に意識してごっくんと飲み込むことでも、再調整を促されるだろうなと気づいて、食事の時も気をつけるようになりました。

 

タイミングよくいつも行く歯医者さんで見つけました。

その中に、

‘奇跡のような連携プレーで成り立っている嚥下運動‘’

と あるのですが本当に精巧なメカニズムで、びっくりしました。