レッスン報告 様々な背骨の動きをしてみる
フェルデンクライスのレッスンでは 寝て行うレッスンが多いのですが それは背骨をいつも立たせるために緊張している起立筋を使わない状態にするためです。み
起立筋はとても強い筋肉ですから それにスイッチが入っていると、ブレーキをかけたまま 動かなくてはならないのです。
ですから、その筋肉に休んでもらっていると、普段使えていない筋肉を動かすために 神経も動き出します。
今回はその状態を利用して、いささかアクロバティイクな動きをしました。
体が伸びて気持ち良かったという方と、どの動きもきつかったという方といらっしゃいましたが 普段そういう動きをしていないだけで、すこしづつ 動きのレパートリーが増えていきます。
内容的には中級、上級編でした。
以下はまとめです。
① 仰向けになり、骨盤時計で6時~12時をしたあと 頭で6時~12時の動きをやります。背骨を通して動きが伝わることを体で感じます。
② 左を向いて横を向きになり、左の肩、左の股関節を後ろに転がす。膝が浮き上がるタイミングを見つける
反対を向いても同じことをする。
③ 左を向いて横になり、かた、骨盤がさらに後ろにいくと足が持ち上がり宙に浮いてくる。左ひざが床を滑って自分のほうに近づく
反対側もまた、同じようにする。
④ 左を向いて横になり 骨盤が後ろにいったとき 頭は前に転がす
骨盤が戻るとき背骨と一緒に頭が後ろに転がす
反対側でも同じようにやる
⑤ 左を向いて後ろに転がし 肩や骨盤が天上向きになったところで 骨盤の動きを6時⇔12時の動きをする
反対側でも同じようにやる
⑥左を向いて天上のほうに向くまで肩、骨盤を後ろに引いて さらに 右膝を広げる時に左ひざをゆかを滑らせて自分に近づけると右ひざはさらに広がりやすくなる。
このとき足(足首から下の部分)は空中。
この状態でも6時⇔12時の動きをしてみる。
反対側でも同じようにやる。
⑦左側を向いて ⑥と同じように 肩、腰を後ろに転がした状態で左腕が弧を描くように床を滑らせて 頭の床の上に持っていく。
そのとき右側が長くなる。ゆっくり繰り返す。
反対側も同じようにやる。
長くなりました。恐縮です。