友人が滋賀県大津の寿長生(すない)の郷(さと)に連れて行ってくれました。
そこでは 四季折々の花を楽しむことができ、 美味しい食事やお菓子も食べられます。
寒さの中・・待ちきれず、ひと足先に 咲きます!! という風情の梅です。
このところ、ずっと寒いから、どの蕾も 暖かくなったら 一気に咲くぞ!!といった力強い気配に満ち溢れてました。

今回の京都行きは 大学時代のバドミントンクラブのOB会があったからです。
OB会の会場で思い出話をしていたら、ちょうど 50年前に大学に入学したのね~~!などという話になり、区切りの良さと半世紀という事実にびっくりしつつ
その隣に座っている今年からOBになったフレッシュな若者たちに目をやると、彼らには50年先は見えないんだろうな、などと思ってました。
東京から京都までなぜ、私ははるばる出かけるのだろうと自問しつつ、「ただ、会いたいから!」と 答えにもならない答えで、自分を納得させていましたが、隣りの若者に50年前の自分が重なったとき 分かりました。
ただただ夢中でや楽しかった<時>に戻ることで そこからのいろいろあった50年の人生を自然に思い出している。
よくがんばってきたなあと、自分をねぎらいたくなる。そして、これからも、またいろいろあるだろうけど、頑張ろう!という気持ちが湧いてくる。
思い出は一里塚のようなメルクマールで、楽しかった思い出に戻れる機会がOB会だったんだなあと 気が付いたわけです。
楽しかったところに戻って自分の人生を見つめ直すと、なんだか、自分が愛おしくなる。
だから、お隣の若者たちに がんばってね~と思わず声をかけてしまった。