西東京市のフェルデンクライスレッスン|経絡指圧教室|気功教室

陽射しが強くなって、風が冷たくても寒くなくなりました。

お向かいの家の片付けで出てきたお雛様です。

1体 10cmくらいの小さなお雛様です。

あはは、おほほと笑っているようなお顔です。

これは、京都で見た昔の三人官女。

なんだか、ホッとします。

 

先日、zoomで東洋医学の講座に参加しました。

陰陽論の話が広がっていって 1/f(エフ分の1)の揺らぎ という言葉が出てきました。

昔の扇風機の宣伝で聞いたことはありましたが、よく分からないので、質問しましたら、<カオスの淵>みたいなものですかね〜と 講師の方が話されました。

その時は????だったのですが、今頃、ごくごく、私に引き寄せた解釈が生まれました。

 

家の中はちょっと油断すると、カオス状態になります。カオスは混沌、簡単にいうと、ごちゃごちゃです。それでは、困るので、まあ、片付けるわけです。自分が気持ち良いと感じられる程度に。これがカオスの淵ということなのではないか!と閃いたのです。

カオスの真逆のお部屋は、モデルルームのように、きちんと片付き、ゴミひとつ落ちていない状態でしょうか。そういう部屋は心地よいかといえば、私は心地よいとは感じられません。カオス状態はとまずいけれど、そのカオスの淵あたりで、適当に使いやすく片付いているのが 確かに一番心地よい気がします。

 

特にテーブルの上はすぐにカオスになるので、カオスの淵 カオスの淵と唱えて、片付けをするようになりました。なかなか役に立つ呪文です。

 

1/f(エフ分の1)の揺らぎ(予測できない不規則なもの)を感じると、人は心地よい気分になれるそうです。ろうそくや焚火の炎、川のせせらぎ、波の音、木の木目、心臓の音、電車で眠くなるのもガタン、ガタンに揺らぎがあるからだそうです。

 

写真のお雛様もちょっと揺らいでる。